いちえの「空飛ぶ声のBlog」

日々のあれこれ。

きどった「ため口」

「○○かもしれん」 今日、私がふと口にした言葉。 訳すと「○○かもしれない」 そういえば、丁寧語でなければ 大抵の場合「ない」は「ん」になる。 <例> 「来ない?」=「こん?」 「一緒にやってみない?」=「一緒にやってみん?」 「知らないわ」=「知らんわ」

今日私が「○○かもしれん」と話した相手は、最近仲良くなってきた東京の女性。
そういえば、私にとって「標準語」=「丁寧語」or「仕事の言葉」だ。
友達言葉、いわゆる「ため口」で丁寧語は使わない。

そうなると親しい人に対して、「○○かもしれないわね」なんて、こそばゆくって言えやしない。
そんな言い方をする自分を「なんて気取った奴」と思ってしまう。
もちろん、相手に言われる分には何とも思わない。自然に受け取っている。
あ、でもネイティブに限るかな。同郷の知人が言うと「何、気取ってんの?」って思うな。

幸いにも、今日話していた相手は「○○かもしれん」と言った私に対して
「なんだか親しみがわく〜」と言ってくれた。
きっとこの先、首都圏生活が長くなっても、
ため口で話せる相手に対して「○○かもしれないわね」なんて
言えない気がする。