せみ
先週末、2泊3日で愛媛に帰っていた。
「小さな音楽会」の司会を仰せつかり、飛行機から降りると
そのまま今治へ直行。車から降りて、一番始めに口にした言葉。
「う・・・うるさい。」
何がうるさいって、とにかく「せみ」がうるさい。
シャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャン・・・・
カエルもびっくりの大合唱。
ああ、四国の夏だなぁと懐かしくもあり、とにかくうるさくもあり・・・。
そういえば、高校生の頃、夏休みの補習授業の時、窓の外では
「シャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャン・・・・」
耳がおかしくなりそうだった。
窓から1mくらいしか離れていない場所の木に何匹、いや何十匹ものセミがいて大合唱している。
もちろんクーラーはないから、窓は開けっ放しだった。
それでも先生は「ず・ざら・ず・ざり・・・」(古典文法)
と淡々と静かに唱えていたのがあまりにも対照的で、
今でもその光景を鮮明に思い描くことが出来る。
(古典文法自体は忘れてしまったけれど・・・)
どうやらこの「シャンシャンシャンシャン・・・」の主は
「クマゼミ」というらしく西日本特有なんだとか。
かつて日本列島ふるさと発の松山局キャスターを担当していた際は、
オープニングの時候の挨拶でそんな事にふれたりもしたので覚えている。
朝早くから「シャンシャン大合唱」が始まり、
夕方涼しくなってくると「つくつくぼーしつくつくぼーし」が定番だった。
首都圏で迎える初めての夏、「シャンシャン・・・」大合唱は聞こえてこない。
家の裏の雑木林から聞こえてくるのは
「みぃ〜ん、みんみんみんみんみんみんみ〜〜〜ん。」
と「ジジ・・ジジジジ・・・・」がメイン。
耳がおかしくなるほどのクマゼミ大合唱は全く聞こえない。
夕方涼しくなると「キキキキキキキキ・・・・・」とヒグラシ。
まさに「ニッポンの夏ニホンの夏」!
つい、セミの鳴き声=「み〜んみん」を思い浮かべがちだが、
四国にいる間、なじみが深いのはミンミンゼミよりクマゼミだった。
それなのに、「セミの声=み〜んみん」を連想するのは、やっぱりメディアの力なんだろうなぁ。
テレビやラジオが標準じゃない。思いこんではいけない。
そういえば、高校生の頃、夏休みの補習授業の時、窓の外では
「シャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャン・・・・」
耳がおかしくなりそうだった。
窓から1mくらいしか離れていない場所の木に何匹、いや何十匹ものセミがいて大合唱している。
もちろんクーラーはないから、窓は開けっ放しだった。
それでも先生は「ず・ざら・ず・ざり・・・」(古典文法)
と淡々と静かに唱えていたのがあまりにも対照的で、
今でもその光景を鮮明に思い描くことが出来る。
(古典文法自体は忘れてしまったけれど・・・)
どうやらこの「シャンシャンシャンシャン・・・」の主は
「クマゼミ」というらしく西日本特有なんだとか。
かつて日本列島ふるさと発の松山局キャスターを担当していた際は、
オープニングの時候の挨拶でそんな事にふれたりもしたので覚えている。
朝早くから「シャンシャン大合唱」が始まり、
夕方涼しくなってくると「つくつくぼーしつくつくぼーし」が定番だった。
首都圏で迎える初めての夏、「シャンシャン・・・」大合唱は聞こえてこない。
家の裏の雑木林から聞こえてくるのは
「みぃ〜ん、みんみんみんみんみんみんみ〜〜〜ん。」
と「ジジ・・ジジジジ・・・・」がメイン。
耳がおかしくなるほどのクマゼミ大合唱は全く聞こえない。
夕方涼しくなると「キキキキキキキキ・・・・・」とヒグラシ。
まさに「ニッポンの夏ニホンの夏」!
つい、セミの鳴き声=「み〜んみん」を思い浮かべがちだが、
四国にいる間、なじみが深いのはミンミンゼミよりクマゼミだった。
それなのに、「セミの声=み〜んみん」を連想するのは、やっぱりメディアの力なんだろうなぁ。
テレビやラジオが標準じゃない。思いこんではいけない。