語学のセンス
4〜7月に近くの大学の公開講座でイタリア語の授業を受けていた。
大学の授業だったので前期が終わる7月には終わってしまった。
ところが、先生(イタリア人)の取り計らいで、
これまで受講した事がある人を対象に10月からは近くの市民館で教えてもらえる事になった。
久々のイタリア語。すっかり頭から抜けている。
先生が行っている事の半分もわからない。
基本的な動詞の活用も冠詞の使い方もさっぱり思い出せない。
他のメンバーは、先生の行っている事に笑ったりうなずいたりしているのに、私は愛想笑いしかできない。
練習問題として会話が当たっても、ちっともしゃべれないし、覚えられない。
あまりに周りのメンバーとレベルが違うので途中で帰りたくなった。
そういえば、私、英語を習い始めた中学生の頃も同じだった気がする。
まわりはどんどん新しい言葉を吸収していくのに、私はちっとも吸収しない。
数学や理科は1つ覚えたら、たくさんの問題が解けるのに、
英語や社会は1つ覚えても、それは1でしかない。次から次へと覚えなきゃ行けない事が出てくる。
私は文系に進んだけれど、語学のセンスのなさには我ながらあきれる。
どちらかというと理系のセンスの方がある気がするが、所詮文系というか芸術系。
理科だって物理分野が出てきた時点でギブアップした。
中途半端だなぁ・・・。
イタリア語もここまでわからないと行くのが苦痛になるなぁ。
せっかく良い先生と出会ったから続けたいんだけどなぁ。
自分で復習してついていくしないんだろうなぁ。
語学のセンスがある人は、次から次へと新しい言葉を身につけていく。
すごいなぁ。何が違うんだろう。