紅白の舞台
大晦日の紅白歌合戦。
司会者がどうだとか、NHKの姿勢がどうだとか、
視聴率がどうだとか、さわがれたけれど、
私はやっぱり、アーティスト達が紅白で歌う歌に、他では感じられない魅力、魔力を感じた。
多分、あの日のあのステージでは自分のコンサートとは違う魅力が噴出しているのだと思う。
(それを感じられないアーティストもいないでもなかったけれど・・・。)
視聴率が下がったといっても、これだけ多チャンネル化し、選択の自由がある上に、
ビデオだDVDだハードディスクだが普及している中で、あの数字は個人的にすごいと思う。
それは、おもしろく軽妙な司会が聞きたいからとかじゃなくて、
そういう理由より、あのステージに立ったアーティスト達の音楽が聴きたいからじゃないのかなぁ。
そのアーティスト達の音楽を雑然とせず、
エンターテインメントとして整理して受け手に伝えていく。
司会者によって色が違うのはもちろんだし、その違いがまたおもしろさであると思う。
もちろん「○○○○○の紅白歌合戦」などど司会者名が番組タイトルとして打ち出されるなら話は別。
その人のキャラクターそのものが打ち出されるべきだと思う。
でも、そうじゃない場合、「歌」の魅力をいかに引き立たせるか、ステージと客席、視聴者の距離感をどれだけ縮められるか、が司会じゃないかなぁ。
ああ、生意気なことを書いてしまった。
今後、仕事を続けていくと、考え方は変わるかもしれない。
でも、2006年1月の私の思いだ。
で、中でも今回すっごいパワーを感じたのはドリカム。
ぼーっと見ていたのに、引き込まれ、涙まで出てきた。
早速iTunesでダウンロードと思ったら、Apple Music Storeでは扱ってないのね・・・。
久々にCD買おうかな。