いちえの「空飛ぶ声のBlog」

日々のあれこれ。

チューリッヒの市内交通〜その1「路面電車なの?バスなの?」

2月半ば、スイスのチューリッヒに行ってきました。

とある仕事の依頼を受けて、ひとっ飛び。

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チューリッヒに到着したのは日曜日の夕方。仕事は月曜日から。

「ホテルから仕事場までは、○○番のバスに乗ってね。10個目のバス停が○○通りだよ。」

というような内容のメール(英文)をもらっていたので、(実際はもっと詳しく書かれているけど)

これは自力で一人で来いということね…と覚悟を決めました。

翌日の月曜日の朝、長時間フライトの疲れと時差とでボーッとする頭でチューリッヒ中央駅まで行き、○○番のバスが出ているバス停を探す。よくわからないので、停まっていたバスの運転手さんに聞くと、「あっちだ」とだけ。

うろうろしていると、目の前に○○番と表示されたバスが現れたので飛び乗った。

ああ、よかった。

これで、あとは反対方向に乗ってないことを願うのみ…そして、10個目のバス停までを数えよう…

1つめ…2つめ…

ん?????

???

このバス、なぜトラムの停留所に停まるの?

あれ?

そういえば、エンジンの音聞こえない。

こ・れ・は・・・・・?もしや・・・・ドキドキドキドキドキドキ・・・・

外を見たら、ああ〜〜〜レールの上走ってるし〜。

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そういえば、3両くらいがジャバラみたいなので連結されてるし〜。

あ〜今、角を曲がったときに後ろの車両の上にパンタグラフがついているのが見えてしまった〜。

どうする?どうする?

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でも、こういうことがあろうかと、かなり早めにホテルを出てるから時間は大丈夫。

10個目の停留所が指定された「○○通り」という名前じゃなかったら、そこで降りてタクシーだ。

うん、大丈夫。おちつけ私。

ドキドキドキドキ・・・・・・・

そろそろ10個目の停留所の案内だ。

ピッ!という音とともに、車内の案内表示画面が切り替わる。

「○○通り」

おおおおおおおおっ。

目的の停留所だ!

ということは合っていたのね。これは…でもバス?

バスもトラムも、同じなの?

チューリッヒでは、トラムをBusというの?

メールをくれた担当者が間違えたの?

など、頭の中をぐるぐるしたけど、なんのことはない、

電動のトローリーバスなのでした。

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↑こんな感じです。

落ちついてみれば、バスだってわかるけど、

慣れない街で、しかも初めての仕事先に向う緊張している状況だったので、かなりドキドキしました。

乗っている間はバスだかトラム(路面電車)だかわからないし。

おちついて乗っていると、トラムのレールの上を走る場所もあれば、レールの無い道路を走る場所もあることがわかります。

それでも、パンタグラフがついているので、レールの無い場所でも、見上げると電線が張り巡らされています。

というわけで、ドキドキしたけど、何も間違えてなかったので、約束の時間より随分早くついてしまった初日。

すでにクタクタだった私は、この後、さらにクタクタになるのでした…。