その缶バッジは、もしかして?〜いっしょだよTOHOKUプロジェクト〜
休憩時間に、仕事仲間と一緒にカフェへ。
食事もデザートも空間も気に入っているカフェで、食べたのはこちら。
おいしいケーキとコーヒーに癒やされつつ、友人とよもやま話をしていると、
となりのテーブルに、赤と白でデザインされた缶バッジを並べている人がいました。
あのバッジ、どこかで見たことが…、
そうだ!たしか、facebookで見たんだ!
そうだ、そうだ、事務所仲間のNさんが紹介してくれていた
「いっしょだよTOHOKUプロジェクト」のバッジだ!
今度、Nさんにお会いしたときに、バッジを買わせてもらおう、
と思っていたもの。
そのバッジを広げている人は、何者なんだろう?
Nさんや、プロジェクトを進めている人の知り合いだろうか?
と気になったので、勇気を出して、声をかけてみた。
「それって…、いっしょだよTOHOKUプロジェクトの…ですか?」
「え!ご存じなんですか?」
「はい、facebookで友人が…えっと…(しどろもどろ)」
話を聞いてみると、その方は、フリーのフォトグラファーで、
3/11の震災の時、ちょうど岩手にいらしたそうで、
それ以後、現地で支援活動を行っていると言うことでした。
この缶バッジに出会ったということです。
震災時、障害のあるお子さんと共に避難所を点々としながら、
ようやく生活が落ち着いてきたお母さんたちがはじめた施設。
そこで、丁寧に袋詰め作業されていたのがこの缶バッジなのだそうです。
その缶バッジを手に、講演のため松山を訪れ、
このすてきな取り組みや繋がりを
古くからの知り合いだったそのカフェのオーナーにも紹介したいと、
お話をしていたところだったようです。
私は、この缶バッチを今度Nさんにお会いしたときに
買わせていただこうと思っていたのですが、
まさか、松山にいるときに出会えるとは!
さっそく購入し、Nさんにもfacebookで報告。
その後は、するすると、いっしょだよTOHOKUプロジェクト代表のTさんや、
Iさんにも伝わり、フォトグラファーの山田周生さんとプロジェクトの方々もつながりました。
こうやって、ご縁がつながっていく瞬間って、なんだかぞくぞくします。
バッジに同封されていた、プロジェクト代表のTさんの言葉を一部引用します…
「今わたしたちにできること、しなければならないことは、自分の目の前のことを誠実に行うこと。経済を滞らせないこと。そして、東北がもとの元気を取り戻すまで一緒に歩んでいる、という気持ちを忘れないことだと思います。バッジを目にする、バッジを付ける、・・そんなとき、一緒に歩んでいることを思い出してください。」