間取り図
地図を見る事よりもっと好きなことがあった。
「間取り図」を見ること。
住宅関係のチラシはかならず見るし、間取り図が細かい物ほど好き。
マンションでも一軒家でもどちでもいい。
この部屋を防音にして、グランドピアノを置いて、
ソファーを置いて、机を置いて、お客さん用の部屋はここにして・・・
などと小さい頃から空想して楽しんでいた。
今では、自分が住むなら・・・という空想を通り越して
勝手な住人を設定して、間取り図を眺めている。
子ども3人の家族、一人暮らしのキャリアウーマン、高齢夫妻・・・
また、この部屋で事業をするならこんな仕事で、従業員はこんな人・・・
あぁ、想像は際限ない。
そういえば、親と一緒に住んだ家は(物心ついてからは)3件。
狭かったり、床が抜けるほど古かったり・・・で、
自分の部屋はなく、ピアノも思うように弾けず・・・
ということからの願望がふくらんだのかもしれないけど、
もうそんなことはどうだって良い。
間取り図見るのとっても楽しい。