待つ
「待つ」という行為は、自分の強さが試される行為だと思う。
今、とある結果を待っている。
待ち続けて2週間になる。
その間、気持ちは振り子のように揺れる。
明るい希望を抱いているときは、想像に胸がふくらみ、
よくない結果を想像しては、その知らせを聞いたときのダメージを減らそうとする。
冬季オリンピックを観戦していても、気になるのは選手達の精神面。
実力をどれだけ結果につなげることが出来るか。
それは精神的な部分が大きいのだとつくづく思う。
そんな選手達を見ながら、
これまで私自身がどうやって「ここ一番」を乗り越えてきたか振り返ってみる。
必要以上に「緊張」してしまうのは、自信をなくしているときか
他人(審査員や観客、視聴者等々)によく思われようと格好をつけているとき。
ほどよい「緊張」で、大きな壁をクリアできたときは
「できるだけのことはやってきた、もう今どうしようもない」という
「自信」と「良い意味でのあきらめ」が持てたとき。
今できるのは祈ることくらい。
この「待ち」の時間は、自分を振り返る良い時間だと思って、ゆったりと待とう。
果報は寝て待て。