カズーエ
とある仕事先での話。
その会社は外資(?)なので、スタッフの公用語(?)は英語だ。
スタッフの半数程度は英語圏の出身者。
で、日本人スタッフが半数くらい。
私がやっていることは「日本語でニュースを読む」ことなので特に英語は必要ない。
仕事に関する指示などは日本人スタッフとやりとりする。
それでも日常会話的なやりとりを交わすときは
相手のかたことの日本語と私のでたらめ英語を駆使する。
なんとかコミュニケーションがとれるもんだ。
ちっとも英語力は上がらないけれど。
そこでは、基本的にファーストネームで呼び合う。
私も「福井さん」ではなく「一恵さん」と呼ばれる。
だから、日本人スタッフの皆さんの名字も知らなかったりする。
で、今日のこと。
デスクで原稿をチェックしていると、通りがかったカナダ人の男性スタッフ(若い)に
「ああ、カズーエ、ヨロシクオネガイシマス。」
といわれた。
「こちらこそ、よろしくおねがいします。」と言いながら、なんだかとっても嬉しかった。
名前を覚えてくれていたと言うことも嬉しかったが、
そういえば、しばらく男性から名前で呼ばれるようなことがない・・・と思い当たった。
ああ・・・・。