いちえの「空飛ぶ声のBlog」

日々のあれこれ。

濡れ手

「濡れ手に粟」

今日の読売ニュースポッドキャストの社説原稿を読んでいる時にアクセントに迷った言葉。

日常会話の中で耳にするのは「アワ」の発音が「ア」も「ワ」も同じ高さ、いわゆる平板。

でも、平板だと「泡」のアクセントになる。

「粟」だと「ア」を高く読む頭高になるはず。

確かに「濡れ手に泡」だと思っている人も少なくないだろうが、

「粟」である以上「ア」にアクセントをおいて読むのが正解だろう。

が、ポッドキャストを聞く人たちは、耳で聞いて違和感を覚えるだろうか・・・と、夜中の3時に一人で悩んだ。

なにしろ、配信は午前6時。

社説の原稿が手元に届くのは午前3時前である。

そんな時間に相談できる人もいない。

結局は「ア」にアクセントをおいて読んだ。

聞く人はどう聞いただろう?

1.私が訛っていると思う人

2.「粟」だからなぁと改めて納得する人

3.当然そういうアクセントだと思っていた人

どんな割合なんだろう?

ちなみに「濡れ手“で”粟」が正解だそう。

社説の原稿は“に”だったけど。