日本
「日本」を「にっぽん」と読むか「にほん」と読むか。
固有名詞の場合、特に注意が必要。
某公共放送のニュース原稿は、記者さんがルビをふってくれている。
常識と思うような場合でも当然のようにふってくれている。
(まれに無いときはこちらから確認するとすぐに返答してくれる。)
たとえば某公共放送は「にっぽん」放送協会だ。
さて、今日迷ったのは「日銀」
原稿はルビなしで「日本銀行」だった。
基本的には四季報に従うとなっているので調べると「にほんぎんこう」だった。
ところが、日銀のHPで調べるとQ&Aのページに「にっぽんぎんこう」と回答がある。
さらにNHKアクセント辞典では、「にほんぎんこう(にっぽんぎんこう)」と「にっぽん」は()付きだ。
さて、どうするか。
通常なら担当デスクまたは記者に確認すべき所、夜中の作業のためままならない。
以前一度あったことだが、「どっちでもいいです。」と答えられたこともある。
今回はトップニュースだっただけに「どっちでもいい」で自己判断するのも困る。
で、結局「日本銀行の…」を「日銀の…」とした。
最近のNHKのニュースでも「日本銀行」とは言わず最初から「日銀」と言っている。
夜が明けるのを待って、担当者に報告。
OKとなった。
あー、お願いだから固有名詞にはルビを振って〜。