Nコン課題曲の悟り
夢なんてなくてもいい いまだよ いま
今年のNコンの小学校の部の課題曲「いまだよ」の一節。
「夢を持ちましょう」「夢を持つことは大切」と言われてきませんでしたか?
小さい頃は「将来の夢は?」と聞かれることありませんでしたか?
小さい子に当たり前のように「夢は?」と聞いていませんか?
「夢を持つことは良いこと」というのがお手本のように言われている中で
「夢なんてなくてもいい」という課題曲。
これは画期的!
深いです。
キーワードは「いま」
そう、曲名にもなっている「いまだよ」の「いま」
無理に「夢」を持とうとしなくても、
きっと「いま」を積み重ねていけば
「夢」だったのかもしれない「いま」になる。
「ちゃんと将来のことを考えなさい」
そうしようとして、がんじがらめになって、
動けなくなる人もいます。
「夢なんてなくてもいい」
「いまだよ、いま」
たとえ「いま」が無意味だとおもう日々だったとしても、
その意味は、あとからわかるかもしれない。
夢をさがすための「いま」じゃなくて
「いま」のための「いま」
そんな課題曲を歌う小学生の声をたくさん浴びて
いろんなことを感じ、考え、思い出したのでした。
(つづく)
参考情報:
詞は宮下奈都さん。
全曲の詞は↓参照。
ちなみに、↑のサイトから宮下奈都さんの言葉を引用すると
夢があったらすばらしいけれど、夢がわからなくても焦(あせ)らなくていい。
夢を持っても持たなくても、あなたはあなたらしく、胸(むね)を張(は)って生きていってほしい。そう願っています。