いちえの「空飛ぶ声のBlog」

日々のあれこれ。

基礎基本に戻る

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ここ数日、この車の後ろを車で走る機会が2度ほどありました。

1度は、すごく急いでいるとき。

もう1度は、ゆとりを持って移動しているとき。

 

1度目のときは、

「ああ、もうなんてのんびりなの!」とセカセカした気持ちが増していました。

2度目のときは、

「ああ、そうだったよね…」と反省。

 

私が通ったのはこちらの自動車学校ではありませんが、

もう20年以上前、自動車学校で路上教習に出た頃のことを思い出しました。

 

もちろん今でも、ちゃんと安全運転していたつもりでした。

 

でも、どうやら長年、運転しているうちに、

かなりおおざっぱになっていました。

 

踏切前の一時停止、してましたよ。自分なりに、きちんと。

でも、違いました。

踏切前では、しっかり止まって窓を開けて音を聞き、左右を確認。

横断歩道もしかり、交差点もしかりetc.

 

私は、ちょっと止まってパパッと確認、GO!でした。

すみません…。

この車のうしろについて、

教習車に乗っていた頃を思い出しました。

「横断歩道よし、信号よし、左右よし」

「踏切よし、音よし、左右よし」

この言葉が聞こえてくるようなタイミングの安全運転。

 

教習所の送迎の車、さすがにお手本になる運転なのですね。

 

基礎基本を忘れると事故に繋がる、のは

どの世界でも同じだろうなと思います。

ベテランになるほど、いつの間にか我流になり、

それはそれで良いのだけれど、

基本に戻ると、

新たな発見があったり、

越えられなかった壁をすっと越えられたりしますね。

 

アナウンスメントも同じ。

アナウンサーとして、

ニュースを読んだり、ナレーションをしたり、司会をしたりetc.

基礎基本を忘れていないつもりでも、

いつの間にか自分流の癖がついているものです。

 

それでも、基礎基本の土台がしっかりできていると、

すぐに中心軸に戻れます。

そのためには、ベテランになる前に、

しっかり基礎基本の土台をしっかりさせることが大切なのだと

あらためて感じることが多くなりました。

 

それは、このところ講師として

人に何かを伝える機会が多くなってきたからかもしれません。

専門的なアナウンサーとしてのあれこれも、

一般の方向け講座の話し方も朗読も、

絵本セラピーも、

小論文や面接の対策も。

やっぱりすべては基礎基本の土台をしっかり作れたら、

あとはのびのび自由に楽しめる。

そして、そのしっかりした土台があるからこそ

オリジナリティ、個性が生きてくる。

 

教習所の送迎車の後ろをついて走りながら、

私の中の基礎基本の土台について、

受講生の方々の基礎基本の土台作りについて、

そんなことを考えていました。

 

さて、今日は、医学部受験生(&保護者)向けの小論文(&面接)の公開講座でした。

がむしゃらに書いて書いて書きまくる対策ではなく、

「ちゃんと基礎基本の土台作りをしながらトレーニングする大切さを

具体的な問題を例示しながらお伝えしました。

伝わったでしょうか…。

 

言葉で伝える力が培われる小論文と面接対策、

医療者を目指すからこそ、しっかりと土台をつくってほしいと願っています。

 

 小学生向けのアナウンス発声教室はこちら。↓

1回だけなので体験的になりますが、基礎基本の第一歩がわかります。

 

 キッズアナウンス教室 10月21日(土)10:30~11:30 
松山市男女共同参画推進センターコムズ視聴覚室A
松山市三番町6丁目4−20
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