ホームの屋根

読みかけの本を鞄にしまい、電車を降りる準備は万端。 比較的すいていたので、駅に着く前に扉の前まで行き、扉が開くのを待った。 すると扉のガラス部分に、ぽつぽつと雫がつき始めた。 駅に到着し、扉が開いた途端、ざああああぁぁぁという激しい音と共に、 電車とホームの間には激しく水が落ちてきた。 まるで水のカーテンが降りるのを遮っているようだった。 同じ駅で降りる人たちは、そのカーテンを破るようにホームへ飛び降りた。 これまで雨が降っていても、電車とホームの間に水のカーテンが出来たことはない。 どうやら、ホームから電車の方へ向かって強い風が吹いていたようだった。 それにしても激しくふっているなぁと、ホームの屋根を見上げて、当たり前のことに気がついた。 屋根がYの字になっている。ホームの真ん中が低くなっていて、真ん中の柱の部分に雨樋がついている。 カーポートと全く逆だ。家の庭先などでよく見かけるカーポートは真ん中の部分が高くなるような緩やかな弧を描いていて、両端に雨樋を伝わせ、四隅の柱の雨樋から地面へ逃がす。
よく考えると当たり前なのだけれど、ホームの屋根がカーポートのような作りなら、大変なことになる。
大雨が降るたびに、今日のような水のカーテンが出来るかも知れない。
ホームから電車に乗るときにぬれてしまう。

だから屋根がY字なんだ。
屋根から電車に向かって雨水が落ちるようなホームはイヤだ。
きっとよく電車に乗る人には当たり前の事で「今更何を言ってるの?」と言われるかも知れない。
いや、もしかすると、電車を利用しない人たちの間でも「は?そんなの常識じゃない?」と言われることかも知れない。

でも、これまであまりホームで屋根を見上げることがなかった私にとっては「発見」だった。
かしこいなぁ、みんな。

それにしても、ここのところ「大気の状態が不安定」過ぎやしないだろうか。
夏の夕立にもほどがある。
大雨の所もあれば、早明浦ダムは相変わらず渇水取水制限が続いていると言うし。
地震といい、変な天気といい・・・

なにか怒ってる?
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